WordPressで「Enter」を押すと1行分空いちゃう。行間が広すぎる!
WordPressで記事を書いている時に気付く、疑問の1つだと思います。行を分けるのには「改行」と「改段落」の2つがあります。それぞれの違いや、どう使い分けたらいいのかを紹介していきます。
改行と改段落の違い
「改行」と「改段落」の違いを言葉で説明すると
改行:文章を区切って行を変えること
改段落:長い文章の中を、1つの意味をもって区切り段落を変えること
という意味を持っています。
それぞれをHTMLタグで表すと
改行:<br>を挿入した部分
改段落:<p></p>で囲んだ部分
となります。
言葉だとよくわからないので、実際のWordpressの画面を見ていきましょう。
WordPressで、ビジュアルエディタを使って記事を書居ている時に「Enter」を押すと…
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こんな風に1行空白ができますよね。これが「改段落」です。
普段パソコンをいじっていて「Enter」を押しても空白は出来ませんが、Wordpressは自動で「改段落」してくれるようになっています。いつもの感覚だと「これだと、行と行の幅が広すぎ」と思う人もいると思います。
そこで、ビジュアルエディタで「Shift」+「Enter」を押すと…
↓↓↓
これで、行の空白がない「改行」ができます。
WordPressで「改行」は使わなくていい
「じゃあこの2つはどうやって使い分けたらいいんだろう?」と思った人もいますよね。結論を先にいうと、Wordpressで記事を書くときは「改行」は使わず、「改段落」だけ使えばOKということです。その理由は2つほどあります。
余白があると読みやすい
余白がなく、文字がぎっしり詰まってる記事だと、読む気がなくなりますよね。だから、所々で、空白のある「改段落」をそのまま使っていきましょう。程よいスペースがあると、記事が読みやすくなります。
改行を使うと逆に読みづらくなることも
パソコン画面だと横幅が広いから気付きにくいですが、スマホ画面で見てみると、改行が多い文章は区切れが多くなっていしまいます。
わざと改段落を入れて文章を書いてみました。パソコンのプレビューを見ながら書いたので、きれいに収まっています。
同じ部分をスマホプレビューで見てみると、自分で改行した箇所と、横幅が収まりきらず自動で改行された箇所があり、やたら改行が多くなっていますね。これだと小間切れで、なんだか読みづらいです。
だから改行は使わなくていいと思います。改行を使わず所々で「改段落」を使った方が、パソコンからもスマホからも読みやすくなります。
自分が「記事が読みやすいな」と思うブログや、いつも参考にしているブログなどをよく見てみましょう。おそらく「改行」を使っていないと思います。
記事を書くときに一番大事なのは、読者にとって読みやすいことです。読者に読んでもらうために、自分でも読みやすいなと思う部分に「改段落」入れていくのがいいと思います(^^)